WCAG 2.0 早見表 (時代工房)

京都を拠点にウェブデザインやウェブアクセシビリティ関連サービスを展開している有限会社時代工房さんが、このたび「WCAG 2.0 早見表 ()」を制作されました。先日 (2017年11月11日) 開催された Japan Accessibility Conference Vol.1 の会場で「ご自由にお取りください」形式で配布されたものですが、好評のあまり品切れとなり、改めて時代工房の柴田さまのご厚意で頂戴しました。(柴田さま、ありがとうございます。)

† 正式名称は「JIS X 8341-3:2016, WCAG 2.0, ISO/IEC 40500:2012 早見表」です。 時代工房さん制作の「JIS X 8341-3:2016, WCAG 2.0, ISO/IEC 40500:2012 早見表」

A4サイズ1枚の表裏に情報がぎゅっと凝縮されていて、常に手元に置いて必要なときに手早く参照できるようになっています。マットな質感の厚紙版と、うっかり飲み物をこぼしても大丈夫なラミネート加工版の2種類がありますが、どちらも作りがしっかりしていて、がんがん普段使いできそうなのが有り難いです。

表 (おもて) 面では、WCAG 2.0 / JIS X8341-3:2016 の、4つの原則 (知覚可能、操作可能、理解可能、堅牢)、その下に紐づく計12のガイドライン、さらにその下に紐づく計61の達成基準 (と各達成基準のレベル) が一覧として整理されています。ウェブアクセシビリティを担保するために必要なことを一目で俯瞰できると同時に、WCAG 2.0 にある程度慣れ親しんでいつつも各達成基準番号をつい忘れてしまいがちな実務者 (まさに私のような) にとっても、日々の大きな助けになりそうです。

裏面では、WCAG 2.0 / JIS X8341-3:2016 の内容が「逆引き」の形で整理されていて、コンテンツの種類 (動画・音声、テキスト、画像、フォーム) やコンテンツの提示手法 (制限時間、色) といった切り口で、アクセシビリティ上配慮すべきことを調べたいときに便利になっています。またこの裏面では、WCAG 2.0 の達成基準だけを拾い読みしていると案外見落としがちな「非干渉 ()」及びそれに関連する達成基準についても目に付きやすく掲載されていて、よい注意喚起になっています。

‡ 「非干渉」とは WCAG 2.0 の適合要件のひとつで、「干渉」すなわち「そのコンテンツにアクセスできないだけでなく、他のコンテンツにも干渉してアクセスできなくしてしまうこと」を防ぐことを言います。(ご参考 : WCAG 2.0の「非干渉」とは何か? | 水無月ばけらのえび日記)

ウェブサイト/アプリケーションの設計や制作に関わるすべての人のお手元にあって欲しい「WCAG 2.0 早見表」ですが、時代工房さんにてプレゼント企画をされています。ご興味のある方は「JIS X 8341-3:2016, WCAG 2.0早見表/逆引き表をプレゼント - 有限会社時代工房」をご覧ください。