Webユーザビリティとは?
「良いWebサイト」考察で述べた5つの条件、とりわけ下記の2つを直接的に満たすための考え方として、Webユーザビリティというものがあります。
- 求める情報が探しやすいこと
- ターゲット顧客にマッチしていること
「ユーザビリティ(usability)」とは、「use」+「〜able(〜できる)」(の名詞形)であり、すなわち、アクセスしたWebサイトが、実際のところ「使えるのか?」を意味します。もう少し具体的に解説しましょう。
この「ユーザビリティ」、お店にたとえると、「○○売り場がどこか見つけやすい」「感じのいい店員さんがいて相談しやすい」「買う前に試食ができる」「自分に合ったコーディネートを提案してくれる」ことを通じて「良い買い物ができたとお客様に満足していただく」ことに相当します。
Webサイトに当てはめて考えると、以下のような配慮が大切になってくると言えます。
- お客様(来訪者)が欲している情報(コンテンツ)が存在すること
- その情報(コンテンツ)まで迷うことなくスムーズにたどり着けること
- たどり着いた情報(コンテンツ)をお客様(来訪者)が正しく(誤解なく)理解できること
- お客様(来訪者)が安心して情報(コンテンツ)を利用できること
こうした配慮が欠けてしまうと、せっかく来てくださったお客様にかえって不快感やストレスを与えることになり、二度とあなたのWebサイトに戻ってきてくれることはないでしょう。ご自身でも、インターネットでお買い物などをしていて、探している商品の情報が見つからずに途中でサイトから立ち去ってしまったり、「ここをクリックしたら、そのままお金が引き落とされてしまうのかな?」「私の個人情報をここに入力しても大丈夫なのかな?」などと気をもんだりイライラした経験があるのではないでしょうか。
この「ユーザビリティ」という考え方は、実はそれ自体もはや新しいものではありませんが、これからのサイトには、(特に「手段」としてのWebサイトにとっては)当たり前の必須条件といえるでしょう。
実際にユーザビリティに配慮できているサイトというのはまだまだ少ないのが現状ですが、それだけに、他社に先んじてきちんと配慮することで、お客様の信頼を得ることができ、競争優位に立つことができます。
「ユーザビリティ」を検討するうえでのポイントや、具体的な調査手法については、改めてご紹介したいと思います。
よく見られる誤解として、「ユーザビリティ」を単純に「使いやすさ」と解釈している方が少なくありません。もちろん、使いやすいこと(easy to use)は大切ですが、それが「ユーザビリティのすべて」ではないことに注意する必要があります。詳しくは、ユーザビリティ=万人にとっての使いやすさ?をご参照ください。
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