ウェブにおけるテキストライティングの重要性

近頃はブロードバンド環境が一般的になり、高解像度画像や動画などリッチなウェブコンテンツがストレス無く楽しめるようになりましたが、その一方で、ウェブコンテンツの基本とも言えるテキストのライティングがおざなりになっていないでしょうか。今回は、ウェブサイトにおけるテキストのライティングの重要性について、確認したいと思います。

結論から言えば、ウェブにおけるテキストのライティングは、とても重要です。特に、ユーザビリティアクセシビリティ、SEO (検索エンジン最適化) の観点から、テキストライティングの果たす役割は大きいと言えます。

ユーザビリティの観点

ウェブというメディアは、従来のメディア (テレビやラジオ、新聞など) と比べれば双方向性が高いと言われますが、リアルタイムの会話ではないので、必要となる情報はすべてきちんと記述して、読み手に誤解なく伝えないと、そこでコミュニケーションが途切れてしまいます。ウェブサイトはユーザーにとって目的達成のための手段に過ぎないので、「サイトを見てもらったらそれで満足」ではなく、その先にある「ゴール」を達成できるように、つまり「買おうかな」「やってみようかな」と読み手に思ってもらい実行してもらえるように、誘導する必要があります。テキストライティングが適切であることによって、ユーザーを的確かつスムーズに目的達成に導くことが可能となります。

アクセシビリティの観点

目が見えない人が使うスクリーンリーダー (音声読上げソフト) は、テキスト文字を読み上げることを前提にしています。コンテンツをテキスト中心にすることで (画像や動画を用いつつも、重要な情報はテキストで提供することによって)、スクリーンリーダーでもウェブサイトをスムーズに利用することができます。

SEO(検索エンジン最適化)の観点

検索エンジンの巡回プログラム (クローラーまたはロボットと呼ばれています) は、基本的にテキストからしかサイトの内容を理解することができません。ユーザーの言葉 (使用語彙) をキーワードとして意識しつつ、適切なマークアップで、コンテンツをテキスト中心にまとめることが、SEO の基本と言えます。


具体的なウェブライティング手法については、改めて説明したいと思います。いわゆるテクニカルライティングの手法 (もともとは、技術文書や取扱説明書の書きかたのノウハウですが、「読み手に誤解無く情報を伝える」という点では、ウェブコンテンツにも応用できるノウハウです) に加え、ウェブにおいては、検索キーワードを意識した語句の使用、ハイパーテキストを活用した書きかた、といったことも必要になります。詳しくは、ウェブライティングのツボをご参照ください。

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