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「インタラクションデザイン (IxD)」の記事一覧

話題「インタラクションデザイン (IxD)」に関連するコラム記事の一覧です。
(記事数:10)

枝葉末節な話かもしれませんが、Webサイトの閲覧中におけるマウスポインタの形状について、気になっていることがあるので、主観的な意見ではありますが記しておきたいと思います。特にアクセシビリティの観点で、問題になるケースが見られたためです。

最近、プログレッシブエンハンスメント(Progressive Enhancement)という言葉をよく目にするようになりました。Webユーザーの増加、ユーザーの閲覧環境の多様化(パソコンだけでなく、携帯電話やスマートフォン、支援技術など)、ユーザーの抱える身体的状況の多様化(障碍、加齢、怪我、など)、といった背景を踏まえて、より幅広く、多くの人が情報にアクセスできるようにすることを目指したWebサイトの開発理念です(Webアクセシビリティを実現するための技術的方法論のひとつとも言えますね)。以下、簡単にご紹介したいと思います。

Webページの途中に、リンクの目的地があるような場合がありますね。いわゆる、「ページ内アンカー」と呼ばれているものです。図示すると、下記のようなイメージです。
ページ内アンカーのイメージ図

先のコラム記事「フリガナのカナ表記」に、とても印象的なコメントをいただきました(ありがとうございます!)。フォームに名前を入力する際、いつも「かな漢字変換」でいったん名前を入力しているのに、再度読み仮名入力をさせられるのがとても面倒、というものです。

先のコラム記事「パスワードは隠すべきか?」で、Jacob Nielsen(ヤコブ・ニールセン)氏の「Alertbox」の記事(パスワードを隠すのをやめよう)を引き合いに出し、現時点での私の意見として「多少の不便はあっても、今の慣例どおりデフォルトではパスワードを非表示にしておいて、ユーザーが任意でパスワードの表示/非表示を選択できる機能を付加するのが良いのではないか」ということを述べました。

Webページに実装されているリンクの中には、画像とテキスト(このコラム記事では以下、HTMLテキストだけでなく画像化された文字情報も含みます)のリンクが一対になっているもの、つまり両者が隣接していて、かつリンク先が同一になっているケースをよく見かけます。たとえば、テキストリンクにアイキャッチャーとなるアイコンが付随している場合や、テキストリンクを補足するイメージ写真が付いている場合、などです。たとえば、以下のような例があります。

Webサイト(ホームページ)を閲覧する際、リンクやフォーム要素(テキスト入力欄やチェックボックス、ラジオボタン、ドロップダウンリスト、サブミットボタンなど)を操作するのに、マウスではなくキーボードを使うケースがあります。音声読み上げの支援技術を使用している視覚障碍者はもちろんのこと、晴眼者であっても怪我や障碍によってマウスが使えないユーザーは少なくありません。アクセシビリティの面で考えると、Webページは(マウスを使わなくても)キーボードのみで操作できることが重要です。

Webユーザビリティの第一人者と言われているJacob Nielsen(ヤコブ・ニールセン)氏が、自身のコラム「Alertbox」の中で、「パスワードを隠すのをやめよう」という興味深い問題提起をしています。通常、Webサイト(ホームページ)などでパスワードを入力すると、画面には入力された文字列が表示されず、代わりに文字の数だけ「黒い点」が表示されます。こうした状況は、「フィードバックをユーザーに提供し、システムの状態を視覚化する」という基本的なユーザビリティ原則に反している、というのです。

2008年の7月に発売され、今なお話題のiPhone。発売当初からマスコミでも大きく取り上げられ、あたかも「UI(ユーザーインターフェース)の理想型」のよう見えてしまうほどの扱いを受けています。果たしてiPhoneが「理想的なUI」かについては、個々人によって意見がわかれるところでしょう。私自身、一個人としては諸手を挙げて「iPhone最高!」とは思わなかったりします。その一方で、ユーザビリティ屋としては、個人的主観だけをもって「食わず嫌い」になってはいけないな、と改めて思うのです(自戒の念を込めて)。

「フィードバック」という言葉には、色々な意味がありますが、ここでは「ユーザーがあるアクションを起こしたときに、反応を返すこと(または返す反応のこと)」を意味します。Webサイト(ホームページ)に限らず、ユーザーインターフェースを設計するうえで、このフィードバックはとても重要な要素と言えます。

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