基礎知識
コラムカテゴリー「基礎知識」の記事一覧です。
短期記憶と長期記憶
人間の記憶には、短期記憶と長期記憶の2種類があると言われています。いずれも認知心理学の用語ですが、Webサイト(ホームページ)をデザインするうえで、知っておくと良い知識です。簡単に説明すると、以下のようになります。
「マジックナンバー7」とメニューの数
「マジックナンバー7(±2)」という言葉を聞いたことはありますか?何かを記憶するときに、その数が7つ(プラスマイナス2、つまり5個から9個)までであれば、記憶にとどめやすいという説です。心理学者G.A.ミラー氏が1956年に発表した論文の中で使われた造語ですが、人間が一度に記憶できる要素の限界数を示す基準として、広く知られています。最近では、「7±2」ではなく「4±1」という説もあるようですが...(私自身の記憶力は、この程度かもしれません)。
チャンクを意識する
Webサイト(ホームページ)を作るうえで、情報をデザイン(設計)することは、とても重要な要素といえます(ご参考:Webデザインとは、情報をデザインすること)。今回は、この「情報をデザインする」にあたってぜひ気に留めておきたい、チャンクという考え方をご紹介したいと思います。
フィードバックを返す
「フィードバック」という言葉には、色々な意味がありますが、ここでは「ユーザーがあるアクションを起こしたときに、反応を返すこと(または返す反応のこと)」を意味します。Webサイト(ホームページ)に限らず、ユーザーインターフェースを設計するうえで、このフィードバックはとても重要な要素と言えます。
アフォーダンスを意識する
アフォーダンス(affordance)という言葉を聞いたことはありますか?「〜を提供する」「〜を利用可能にする」という意味の英語「afford」の名詞形ですが、ユーザーインターフェース設計の世界では、モノの属性(形状、材質、色など)がヒト(ユーザー)に対して「どう取り扱えば良いか」という情報を発している、という考え方のことをいいます。
たとえば、(無意識にですが)皆さんこんな経験があるのではないでしょうか?
ユーザビリティの評価手法(その2):ユーザーテスト
ユーザーテストとは、ユーザビリティ評価のための手法のひとつで、ユーザー(サイト閲覧者)に、実際に評価対象のサイト(またはそのプロトタイプ)を使ってもらい、その様子を観察することで、様々な問題点を発見する手法です。
ユーザビリティの評価手法(その1):ヒューリスティック評価
ヒューリスティック評価とは、ユーザビリティ評価のための手法のひとつで、ユーザビリティの専門家が、評価対象のサイトを見て、様々な問題点を指摘する手法です。
Webユーザビリティの評価手法:概論
皆さんは、ご自身の運営されているWebサイト(ホームページ)が、ユーザビリティという観点で問題ないかどうか、評価してみたことはありますでしょうか?
「やったことがない」「やってみたいけど、どうやったらいいのかわからない」「やっている暇がない」という方も少なくないと思います。そこで今回は、ユーザビリティの評価手法について簡単にご紹介したいと思います。
アクセスログとは?
このあいだ、とあるWebマスターの方から、「うちのホームページにアクセスカウンターを設置したいんだけど、どうすればいいの?」という相談を持ちかけられました。
私はそのとき、「アクセスカウンターを設置するより、アクセスログを見るほうがいいですよ。」とアドバイスしました。
ユーザーエクスペリエンスとは?
皆さんは、Web(インターネット)を利用して普段どんなことをしていますか?
調べ物をしたり、買い物をしたり、予約をしたり、...と、いろいろあることでしょう。商品やサービスの種類にもよりますが、今後ますます、Web(インターネット)が消費行動の手段として、大きな役割を担うことは間違いないと言えます。
とはいえ、現実には残念ながら、Webサイトを利用しても必ずしも満足いく結果が得られるとは限りません。たとえば、買い物を例に取ると、以下のように「満足度」にもいろいろなレベルがあるのではないでしょうか。
- 自分の欲しいものを買えなかった
- 自分の欲しいものをなんとか買えたが、買うまでに苦労した
- 自分の欲しいものをスムーズに買うことができた
- 自分の欲しいものの他に、思わぬ掘り出し物を見つけて買うことができた
メンタルモデル
Webユーザビリティを改善するには、当然のことながらユーザーのことを理解しなければなりません。ターゲットユーザー像を明確にすることや、一般的なユーザー特性を理解しておくことをご紹介したのも、そのためです。
ここではもうひとつ、ユーザーを理解する助けとして、メンタルモデルをご紹介します。
一般的なユーザー特性
仕事柄、Webサイトを使う人を観察したり、企業内でWebシステム導入の説明をしたりすることが多いのですが、つくづく痛感するのは、一般的なユーザーというのはこちらが想像する以上に、以下のような特性を持っているものです。
- めんどくさがり
- 根気がない
- 不注意
- 気まぐれ
- 不慣れなものに否定的感情をもちやすい
- 論理的思考力が弱い(何か問題が生じたときにロジカルに分析/対処できない)
Webアクセシビリティとは?
「良いWebサイト」実現のための一手法としてWebユーザビリティつまり、「Webサイトが使えるか?」という考え方がありますが、それ以前に「Webサイトに、まずはアクセスすることができるか?」という問題があるのでは?とお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
お店にたとえると、「駐車場がちゃんとある」「入り口の自動ドアが正しく開閉する」「車いすや盲導犬も一緒に入れる」といったことに相当する問題です。
Webユーザビリティとは?
「良いWebサイト」考察で述べた5つの条件、とりわけ下記の2つを直接的に満たすための考え方として、Webユーザビリティというものがあります。
- 求める情報が探しやすいこと
- ターゲット顧客にマッチしていること
「ユーザビリティ(usability)」とは、「use」+「〜able(〜できる)」(の名詞形)であり、すなわち、アクセスしたWebサイトが、実際のところ「使えるのか?」を意味します。もう少し具体的に解説しましょう。
「良いWebサイト」考察
突然ですが、「良いWebサイト」ってなんでしょう。
世の中には様々なWebサイト(ホームページ)が存在しており、そのコンセプトは千差万別です。したがって「これこそがWebサイトの理想形である」というのは難しいでしょう。うーん、じゃ、「良いWebサイト」っていったい...?