iPhoneのエミュレーター
斬新なUI(ユーザーインターフェース)で話題となったアップルのiPhone。日本における普及度は、多いとは言えないかもしれませんが、一度手にした知人(複数人)は異口同音に「もう手放せない」「iPhoneでWebブラウズするのが当たり前になり、PCをあまり使わなくなった」と言います。普及台数ベースではなく、インターネット利用時間ベースで考えると、もしかしたら自分たちが予想している以上に、皆さんのWebサイト(ホームページ)はiPhoneからアクセスされている(あるいは今後益々アクセスされるようになる)と言えるかもしれません。
というわけで、自分が運営しているWebサイト(ホームページ)がiPhoneでも問題なく使えるかを、そろそろきちんと意識しても良いのでは、という気がしています。
とは言え、Web制作者やウェブマスターの方が皆、iPhone(あるいはiPod Touch)を持っているとは限りませんよね。そんなとき、役に立つエミュレーター(模倣ソフトウェア)があれば便利かと思いますので、ご紹介したいと思います。
個人的にイチオシなのが、「iPhoney」というエミュレーターです。Mac OS Xでしか使えませんが、ブラウザ(Sarafi)のピクセル数がiPhoneと同じ480×320なので(原寸大かどうかはお使いのMacパソコンのディスプレイ解像度に依存しますが)、iPhoneのブラウザ領域の中にどのくらいの情報が表示されるかを見て実際に操作することができます(指ではなくマウスですが)。以下のような機能を備えていて、なかなか便利です。
ズーム機能
Webページの表示を、全体表示/ズームイン表示で切り替えることができます。実際のiPhoneのような「ピンチ&ズーム」まではできませんが、全体を俯瞰したり、ある部分を拡大して詳細に表示したり、といった程度のシミュレーションは可能です(図は、当サイトのページをズームイン表示した例です)。
縦向き/横向き機能
iPhoneを縦向き、横向きにした場合の表示をシミュレートすることができます(図は、iPhoneを横向きにしたときの、当サイトの表示例です)。

ユーザーエージェント設定
ユーザーエージェントの設定機能が用意されており、「iPhone User Agent」を選択することができます。この機能を使うことによって、Webページの表示や挙動を、より一層、実際のiPhoneに近い状態にすることができます(たとえば、Flashが使えなくなったり、など)。
iPhoneyの裏側で動いているSafariが、もともとMacパソコンに入っているSafariを流用しているような気もするので(外観の枠だけiPhoneの絵柄になっている?)、iPhoneに実際に搭載されているSafariと本当に同一の表示/挙動をしてくれているかは、わかりません(もしかしたら完全なシミュレーションとは言えないかもしれません)。ただ、私が以前、実際にiPhoneを使って当サイトをブラウズしたときの様子と、iPhoney上で当サイトをブラウズしたときの様子とでは、ほとんど変わりがない印象を受けました。
ちなみに、Windowsをお使いの場合は、Air iPhone、iBBDemo、といったエミュレーターが出ています(前者はAdobe Airのインストールが、後者はWindows版Safariのインストールが、それぞれあらかじめ必要です)。使用感については、すでに多くのブログなどで触れられていますので、検索して参考にしてみると良いでしょう。
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