高解像度画像ビューワーの例(その4):Closr.it
- 公開日 : 2009年5月17日 (2011年1月17日 更新)
- カテゴリー : ユーザーインターフェース (UI)
高解像度画像は、サイトが扱っている内容によっては、ユーザーからの強い閲覧ニーズがあることを、コラム記事「高解像度画像を閲覧できるようにする」で述べました。これを受けて、高解像度画像を閲覧するためのアプリケーション(ビューワー)、特に無料で気軽に使えるものをご紹介したいと思います。今回採り上げるのは、「Closr.it」です。
Closr.itは、ズームイン/ズームアウト機能付きの高解像度画像をWebページに埋め込むことができるアプリケーションです。正確に言うとClosr.itは画像共有サイトで、自分の持っている画像をClosr.itにアップロードすると、自動的にFlashベースのズームイン/ズームアウト機能が付加されたUI(ユーザーインターフェース)が生成され、そのUIを自分のサイトに埋め込むことができる、というものです(しかも無料で)。下記にサンプルを用意してみました。
サンプル
(マウスが使えない場合/JavaScriptが無効の場合:こちらで高解像度画像ファイルを開きます)
UIの機能は、最低限の操作子だけで構成されていて、とても使い勝手が良いものになっています。アプリケーション画面左上の「プラス/マイナス」のボタンをクリックするか、画像の上でマウスホイールを回すことで、好みの大きさにズームイン/ズームアウトできます。任意のサイズでズームイン/ズームアウトされた画像の表示は、自動的にキレイに調整される仕組みになっているので、(Google Maps Image Cutterのように)何百枚/何千枚ものタイル画像が必要、ということがありません。用意する画像は高解像度画像ひとつあればOKです。
さらに、アプリケーション画面右上の「+(プラス)」アイコンをクリックすると、フルスクリーンで表示することも可能です。しかも「フルスクリーンモードを終了するにはEscキーを押します」という(日本語の!)メッセージがオーバーレイ表示されるので、ユーザーは迷うことなくフルスクリーン表示状態から抜け出すことができるでしょう。
なお、アプリケーション画面の下に小さな「GET」アイコンと星印アイコンがありますが、これをクリックすると、当該画像を他のWebページに埋め込むためのソースコードを取得するモードになります。一般的なWebユーザーにしてみれば(具体的な説明書きがないので)どう使ったらよいかわかりにくく、しかもこのモードから抜け出すにはどうしたらよいかもわかりにくい(唯一の手段は、このモードにおいて右上に表示される「×」ボタンをクリックすることですが、はたして気づいてもらえるか否か…)ので、正直、余計な機能だと思います。が、こればかりは、Closr.itが本来は無料の画像共有サイトであることを考えると、しかたないかもしれませんね。