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検索エンジン「Cuil」の魅力的なUI

先日、知人のアメリカ人(自称「technophobia(テクノロジー音痴)」という、Webユーザーとしては一般的なレベルの人)から、「Cuilを知っているか?」と聞かれました。恥ずかしながらそれまで知らなかったのですが、「Cuil」とは、元Googleの社員が新しく開発した検索エンジンで、読み方は「クール」と「キューィル」の中間のような発音です。

1億2,400万以上のWebページをインデックスしている(2008年11月1日現在)ものの、あいにく日本語対応は不十分なため、多くの方にはまだ馴染みが無い検索エンジンではないかと思います。しかしながら、そのユーザーインターフェースがなかなか魅力的だったので、簡単にご紹介したいと思います。

Cuil トップページ Cuilのトップページは、図のようにとてもシンプルです。このデザインのあしらい方は、単なる「かっこよさ」を超えた、よく練られたものだと言えます。黒い背景の中に白いテキストボックスがあるので、自然とユーザーの目はテキストボックスに吸い寄せられますね。

さらに面白いのが、検索結果表示のページ(SERPs:Search Engine Result Pages)です。
Cuil 検索結果表示

リストアップされている検索結果に、サムネイル画像が表示されていて、ユーザーが「どのページを開こうか」選択する手がかりを、視覚的な面でも提供しています(どのような法則で画像を拾って表示しているのかは、ちょっとわかりませんが...)。

また、GoogleやYahoo!と異なり、カラム(リストアップされる検索結果の「列」)が複数表示されます。好みに応じてユーザーがカラム数(2カラムまたは3カラム)を選択することもできるので、検索結果の一覧性という点では、GoogleやYahoo!といった従来からあるメジャーな検索エンジンよりも、柔軟性があり優れていると言えるでしょう。

なお、検索キーワードによっては、「Explore by Category」というメニューが表示されます。検索結果が膨大な数になるようなビッグキーワードの場合、絞り込みのためのカテゴリーを選択させることで、より精度の高い検索結果を提供できるというものです。上図は「design」というキーワードで検索してみた例ですが、「Explore by Category」として「Communication Design」「Graphic Design」「Architecture And Engineering」などといったカテゴリーが表示され、その中の「Communication Design」を選ぶと、さらに細かいカテゴリー分類が表示されているのがわかります。

このように「Cuil」には、ユーザーインターフェースとして魅力的な工夫が色々と盛り込まれており、使いやすさや楽しさを演出しようという意気が感じられます。こうした新しい試みが、メジャーな検索エンジンにどう影響を与えるか、とても楽しみです。

(2008年11月 1日 23:04)

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