IEの複数バージョンで動作検証できるツール

Webブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)の中で、大きなシェアを持つIE(Internet Explorer)。米国Net Applicationsが発表した、全世界におけるブラウザのシェア調査によると、Internet Explorerのシェアは約75パーセントだそうです(2008年2月の時点で)。8割以上のシェアを誇っていた一頃に比べれば若干陰りが見えるとは言われるものの、今現在、もっともメジャーなブラウザと言って間違いないでしょう。

このサイトでも、アクセス解析データを見ると、来訪者数の50パーセント強は、Internet Explorerをお使いのようです。お仕事でWebに関わっている方が来訪されているケースが多いので、一般的なWebサイトに比べるとIE使用者の比率は低いと思いますが、それでも過半数の方はIEでこのサイトをご覧いただいているわけです。

ところでこのInternet Explorer、古いバージョン(IE6またはそれ以前のもの)が未だに多く使われていたり、その一方で、最新バージョン8.0が登場したり...と、複雑な状況になっています。一般的なインターネットユーザーの多くは、パソコンを購入した時点でインストールされているバージョンのIEをそのまま使い続けますので(新しくパソコンを買い替えるなどのきっかけがあれば別ですが、自分でわざわざバージョンアップしようとは思いません)、このような「複数バージョンが同時にプレゼンスを持つ」状態になりやすいのです(ちなみにこのサイトでも、IEユーザーの内訳を見ると、7.0と6.0をお使いの方がほぼ半々弱ずつ、8.0をお使いの方が5パーセントほど、といった感じです)。

Web制作者やウェブマスターの方の多くは、上記のような現状を知りつつ、「複数のバージョンのIEをインストールして動作検証できればいいのにな...」と、もどかしさを感じていらっしゃるのではないでしょうか?(実際に新しいバージョンのIEをインストールすると、古いバージョンのIEは上書き消去されてしまいますよね...。)

そんなときに便利なツールが、IETesterというアプリケーションソフトです。Windows Vista/XPにおける、IE8、IE7、IE6、IE5.5での表示状況をシミュレーションしてくれるフリーウェアです。下の画像は、このサイトをIE8で表示した様子です。
IETesterの画面

インストーラー(exeファイル)が24メガバイトもあるので、ダウンロードに時間がかかるのが難点ですが、簡単に使える、とても便利なツールです。皆さんのサイトでも、IEの各バージョンでどう表示されるか、改めて確認してみてはいかがでしょうか?