リンク箇所の表現(リンク先の内容と合致しているか?)
他のメディア(雑誌などの紙媒体、テレビ、ラジオなど)には無いWebサイト(ホームページ)の大きな特性は、リンクによる情報表示の切り替えです。ユーザー(閲覧者)は、自発的意志によってリンクをクリックすることで、自分の欲しい情報を得て、目的を達成します。
当然、リンク箇所の表現(ラベリング)は、「そこをクリックしたときに表示されるリンク先の内容」と合致している必要があります。「何を当たり前のことを...」とおっしゃるかもしれませんが、意外と、できていないサイトがあるのです(あなたのサイトは、ホントに大丈夫ですか?)。ひとつ、残念な例をご紹介しましょう。
メガネのチェーン店、弐萬圓堂さんのサイトです。最近は、10,000円以内で気軽に買える3プライスのメガネ店(alookやZoffなど)が流行っていますが、弐萬圓堂さんは一律20,000円という「それよりはちょっと高級な」プライシングで、様々な有名ブランドのメガネを取り扱っています。顧客のターゲット像としては、「3プライス店の安いオリジナルメガネではなく、名の通ったブランドのものを(リーズナブルな出費で)求める人」といったところでしょうか。
取り扱いブランド紹介のページを開きます。すると、様々なブランド名の一覧(ブランドロゴの画像およびテキスト)があって、その中のいくつかのブランド名をクリックすることができます。
当然、ブランド名をクリックしたら、「そのブランド品」について詳しく見れる、と期待しますよね?(たいていの人の頭の中には、そのようにメンタルモデルが形成されているはずです。)ところが、どのブランド名をクリックしても、ポップアップウィンドウが開いて「ZEF」が表示されてしまいます。はて...!?残念ながら、ここで離脱してしまうお客様は多いでしょうね。
よく見ると、このウィンドウの下の方に「ご覧になりたい方はブランドをクリックしてください」とあります。でも、ブランド名は何も表示されていません。マウスオーバーして初めて、ブランド名が浮き出てきます。そうです。ここでようやく初めて、ブランドを選ぶことができるのです(このサイトを作った制作スタッフは、どうしても、Flashによる変わった演出がしたかったのでしょうね...)。せっかく、たくさんのブランドをお値打ち価格で揃えているのに、その肝心な「売り」(セールスポイント)が、サイトでまったくアピールできていません。正直、一消費者として「そりゃないでしょう」と思いました。
適切なフィードバックを返し、最低限のユーザーエクスペリエンスを提供するためにも、リンク箇所の表現は、必ず、リンク先の内容と合致するようにしましょう。
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