Webにおけるテキストライティングの重要性
近頃は、ブロードバンド環境が一般的になり、高解像度画像や動画など、リッチなコンテンツのWebサイト(ホームページ)でも比較的ストレス無く楽しめるようになりました。実際、Flashや画像をふんだんに使ったサイトをよく見かけますよね。
そんな流れの中、多くのWebサイトでは、テキストのライティングがおざなりになっていないでしょうか。今回は、Webサイト(ホームページ)におけるテキストのライティングの重要性について、確認したいと思います。
結論から言えば、Webにおけるテキストのライティングは、とても重要です。その重要性は、今後ますます高くなりこそすれ、低くなることは決してないでしょう。というのも、以下の3つの観点から、テキストライティングの果たす役割は大きいと言えるからです。
ユーザビリティの観点
Webというメディアは、従来のメディア(テレビやラジオ、新聞など)と比べれば双方向性が高いと言われますが、リアルタイムの会話ではないので、セールスポイントはすべてきちんと説明して、読み手に誤解なく伝えないと、そこでコミュニケーションが終わってしまいます。
「良いWebサイト」考察でも触れたように、Webサイト自体は「目的」ではなく「手段」ですから、「サイトを見てもらったらそれで満足」ではなく、その先にある「目的」を達成できるように、つまり「買おうかな」「やってみようかな」と読み手に思ってもらい、思ったことを実現してもらえるように誘導する必要があります。
このようなユーザーエクスペリエンスを満たすために、優れたユーザビリティをWebサイトで実現するには、テキストライティングの技術を高めることは非常に重要かつ有効と言えるでしょう。
アクセシビリティの観点
Webブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)には、文字サイズを拡大/縮小する機能が用意されていますが、この機能は、画像化された文字では使うことができません。Webアクセシビリティとは?で述べたように、Webサイトのユーザーには、加齢や疲労で小さい字が読みにくい人や、怪我でマウスが使いにくい人(小さいリンクをクリックしにくい人)も少なくありません。文字をテキスト化することは、こうした人でもスムーズにWebサイトを使えることにつながります。
また、目が見えない人が使う音声ブラウザ/読み上げソフトも、テキスト文字を読み上げることを前提にしています。文字を必要以上に画像化せず、テキスト中心にすることで、音声ブラウザや読み上げソフトでも、Webサイトをスムーズに閲覧することができます。
SEO(検索エンジン最適化)の観点
SEOとHTMLコーディングでも触れたように、検索エンジンの巡回プログラム(クローラーまたはロボットと呼ばれています)は、サイト(ページ)のビジュアル面からは「このサイトが訴求しているのは何か」を判別することができません。つまり、基本的にテキストしか理解しないのです。重要なキーワードは適切にマークアップされたテキストにする、というのがSEO(検索エンジン最適化)の鉄則ですので、テキスト中心のサイト(ページ)にすることが、有効なSEOの第一歩と言えます。
具体的なWebライティング手法については、改めて説明したいと思います。
一般的なテクニカルライティングの手法(もともとは、技術文書や取扱説明書の書き方のノウハウですが、「読み手に誤解無く情報を伝える」という点では、ビジネス全般に応用できるノウハウです)に加え、Webにおいては、検索キーワードを意識した語句の使用、ハイパーテキストを活用した書き方、といったことも必要になります。
詳しくは、Webライティングのツボをご参照ください。
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