アクセスログの基本的なよみかた(その1)
先回の記事では、アクセスログとは何か?や、アクセスログ解析ツールのいろいろについて触れました。今回は、これらの解析ツールを使ってどうアクセスログを読むかについて、実際にアクセスログ解析ツールでよく見かける用語を手がかりに、ご紹介します。
今回はまず、基本的な指標である「ビジター」「ページビュー」「ヒット」について、ご説明しましょう。
ビジター(visitor)
来訪者の「のべ人数」です。
実際のアクセスログには、「誰が」という情報は含まれないので、その意味で厳密な人数を割り出すのは難しいです。
Webサーバログ型のツールでは、「同一IPアドレス」で、かつ「一定時間内(たとえば30分以内)にサイト内の各ページを開いている」ものを便宜的に同一ビジターとみなしてカウントするケースが多いようです。
スクリプト埋め込み(ウェブビーコン)型のツールの場合、cookie(クッキー)を使ってユーザーID管理をする仕組みを持っているものが大半なので、サーバログ型のツールに比べて、より実際のビジター数に近い数値(ユニークビジター数)を得ることができます。
ページビュー(pageview)
来訪者が閲覧した(開いた)ページ数です。
ページビュー数をビジター数で割ると、一人あたりの閲覧ページ数がおおよそどのくらいかを、つかむことができます。
フレームを使ったページの場合、ひとつのページを開いたつもりでも、実際には複数のHTMLが開き(たとえば、親となるHTML、フレームの左側/右側のHTML、という具合)、ページビューも多めにカウントされることがあるので、注意が必要です。(いずれ改めて説明したいと思いますが、フレームは使わない方がよいです。)
ヒット(hit)
来訪者によって開かれた、オブジェクト数です。
「オブジェクト数」というとなんだか難しそうですが、要は、ページ数だけでなく、ページに含まれる画像なども含まれます。たとえば、画像を5つ貼り付けてあるページを1回開くと、画像5ファイル+HTML1ファイルで6ヒットがカウントされます。
いかがでしょうか?これだけ覚えておくと、とりあえずは、どのくらいの来訪があって、どのくらいページが閲覧されているか、程度はわかりますね。
もう少しアクセスログに慣れてくると、これだけでなく「来訪者の動き」も見たくなることでしょう。それについては次の機会(アクセスログの基本的なよみかた(その2))でご紹介します。
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