Webデザインとは、情報をデザインすること
「デザイン」=「美しく見せたり、かっこよく見せたりする技法」と思われる方は多いと思います。しかし、「デザイン」の本来の意味(つまり、元となる英語の"design"が意味するもの)はもっと幅広く、「設計すること」「企画すること」といった概念も含んでいます。
「美しさ」「かっこよさ」あるいは逆に「(意図的な)かっこ悪さ」といった見える部分は、デザインにおける氷山のてっぺんに過ぎず、「なぜ美しく見せるの?」「どうかっこよく演出するの?」「この変な形を見て誰にウケてもらいたいの?」といったバックグラウンド(企画意図や設計思想)も含めて、「デザイン」なんですよね。
Webサイト(ホームページ)をデザインするときにも、これは当てはまります。
良いWebサイト考察でも述べたように、Webサイト(ホームページ)の多くは「目的」ではなく「手段」です。買い物をしたりサービスを受けたりコミュニティに参加したり、といった「目的」を達成するためのするための媒体に過ぎないのです。このことはつまり、Webサイトは「きれいに」「かっこよく」「かわいく」見た目をデザインするだけでは機能を果たさない(せっかくコストをかけて作っても、ビジネスに貢献してくれない)ということを意味しています。
では、Webサイト(ホームページ)におけるデザインって、いったい何なのでしょう?
私は、Webサイト(ホームページ)をデザインするということはすなわち、情報をデザインすることだと考えています。ユーザーは、買い物をしたりサービスを受けたりコミュニティに参加したり、といった「目的」を達成するために、Webサイト上に載っている情報を活用するからです。まず何よりも、お客様に対して、目的達成の助けとなる情報が伝わることが大前提になることは、言わずもがなですね。
お客様に伝わるように情報をデザインするには、様々な要素に留意する必要があります。たとえば:
- 情報の配置
- 文章表現
- 視覚的な可読性
- 興味喚起のしかけ
- 不安/迷いの払拭
具体的な情報デザインのポイントについては、いろいろあるので追い追いご紹介しようと思いますが、まずはともあれ、お客様(ユーザー)を知ることが必要です。ターゲットユーザー像を明確にして、具体的なユーザーシナリオ(ユースケース)を検討することから始めてみると良いでしょう。
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