SEOとユーザビリティ(その1):小手先のテクニックに溺れない
- 公開日 : 2005年5月24日 (2011年1月11日 更新)
- カテゴリー : ユーザビリティ
Webユーザビリティについてご提案すると、よく「ユーザビリティを改善したって、サイトへの訪問者(アクセス数)が増えるわけじゃないでしょう?」と言われます。ユーザビリティがサイトに貢献できるのは「お客様がサイトに来訪した後、いかに楽しく使って満足いただけるか」という部分なので、その意味では、ごもっともな感想ですね。
というわけで、ユーザビリティに配慮すると同時に、サイトへの集客についてもしっかり考えなければいけません。
Webサイト(ホームページ)の集客方法には、メールマガジンを発行する、検索エンジンに有料広告を出す、リンク集に登録する、チラシにURLを表示して宣伝するなど、かけられる手間や予算に応じていろいろな手段があります。ここでは、Webサイト(ホームページ)のつくりかたに直接関わる手法としてSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)について考えてみます。
SEOとは、ひとことで説明すると、Webサイト(ホームページ)のソースコードを、検索エンジンに認知されやすいように(できるだけ検索エンジンの上位に表示されるように)工夫するノウハウです。
インターネットユーザーの8割以上が検索エンジンを使っている現状、検索エンジン経由でサイトに来訪してもらうためのSEOを意識することは、今やWebサイトを制作する上で必須といえます。欲をいえば:
- Yahoo!のようなディレクトリ型検索サイトへの登録
- 検索エンジンの有料広告への出稿
…といったトータルな検索エンジンマーケティング(SEM:Search Engine Marketing)までできれば理想的ですが、その前提条件としても、まずは自分のサイト(ホームページ)のソースに手を加えさえすればできるSEOを、きっちりやることから始めてみるのがよいでしょう。
さてこのSEO、具体的なテクニックはいろいろあるのですが、本質を突き詰めてゆくと、結局は以下のことに帰結するといえます。
- ターゲットユーザーが検索エンジンで入力するキーワードを見極める
- シンプルで論理構造に忠実なページソースにする
小手先のテクニックをあれこれ駆使するだけでは、SEOも自己満足に終わってしまい、なかなか思うように成果が上がらないものです。Webユーザビリティ向上の前提条件であるターゲットユーザー像を明確にすることが、実はSEOにも密接につながっているということを、まずはご理解いただければと思います。
(SEOとユーザビリティ(その2):キーワードを見極めるへつづく)