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一般的なユーザー特性

仕事柄、Webサイトを使う人を観察したり、企業内でWebシステム導入の説明をしたりすることが多いのですが、つくづく痛感するのは、一般的なユーザーというのはこちらが想像する以上に、以下のような特性を持っているものです。

  • めんどくさがり
  • 根気がない
  • 不注意
  • 気まぐれ
  • 不慣れなものに否定的感情をもちやすい
  • 論理的思考力が弱い(何か問題が生じたときにロジカルに分析/対処できない)

うーん、面と向かって言えないことだらけですね。(笑)
あ、別にそういう人たちを批判するという意味ではありません。いざ我が身を振り返ってみても、思わずうなずいてしまう方が多いのではないでしょうか。かくいう私もその一人ですけど。

Webサイト(ホームページ)やWebアプリケーションを設計する人は、技術的な知識やバックグラウンドを多少なりとも持っている専門家であることが少なくないと思います。また仕事柄、インターネットに接する時間が長いので、一般の人に比べてWebの扱いに慣れていることでしょう。それだけに、上記のようなユーザー特性をつい忘れてしまいがちであることに、注意しなければなりません。

よく見られるのが、ユーザーをあたかもロボット(マシン)のごとく錯覚してしまい、「プログラム」(手順や道筋)を提示すればその通りに行動してくれる、と思い込んでサイトなどを設計してしまうことです。ところが実際のユーザーは、勘違いはするし、慣れないことには気が進まないし、パニックになったときにどうしたらいいかわからなくなるし、そのときの気分や体調で違うことをするし、いちいち自分がやったことを覚えていないし、同じようなことを何度も言われるとむかつくし...と、なかなかやっかいなものです。

ユーザビリティに配慮するには、まずこのようなユーザー特性があることを理解し、サイト設計者にとっていつのまにか「当たり前」になっていることが一般ユーザーにとっては「当たり前ではない」ことが多いということを意識する必要があると思います。

(公開日:2005年5月17日 )

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